【企画中】グループ・ファシリテーションの理論とスキル

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【企画中】グループ・ファシリテーションの理論とスキル

次回日程二日間の講座になります
企画中

グループをファシリテートする方法は、日本の教育で行なわれている「上から下に教える」やり方とはまったく別物です。もちろん、単なる「司会」とも違います。

– 治療や対人援助のグループワークを担当する人に
– 教育の場でグループ学習を効果的に行ないたい人に
– 多職種連携をすすめたい人に
– 職場の会議を上手に運営したい人に

欠かせないスキルです!

 

セミナー詳細

対象

関心のある方、どなたでも。
(TC受講者以外も参加可能。TCファシリテーターをめざす方は、この講座の受講が必須です。過去に受講している方は、再受講の必要はありません)

参加費

【早割】3月31日までのお申込みで3,000円引きの早割価格 19,000円(税込み)

【4月1日以降】22,000円(税込み)
※通常オンライン価格25,000円(税込み)ですが、現在特別価格でご提供します。
申込〆 :※4月16日(火)10時

業務での受講などで、請求書払いや銀行振り込みをご希望の方はお問合せよりお知らせください。

 

講師

TRUE COLORS Japan認定ファシリテーター 中野満知子

プログラム監修
カリフォルニア州立大学名誉教授/TRUE COLORS Japanマスタートレーナー ハワード・カツヨ博士

スケジュール 二日間の講座になります
企画中 両日ともに13:00 - 18:00 ※休憩は適時いれます。また終了時間は多少延びる事があります。

zoomにて開催します。パソコンまたはタブレットでご参加ください。
※体験型セミナーのため、スマートフォン(スマホ)の場合、グループでのホワイトボードの使用など、一部プログラムへの参加が難しいケースが考えられます。スマホでの参加をご検討中の方はお申込み前に相談ください。


定員15名

セミナー内容

【プログラム監修 ハワード・カツヨ博士からの言葉】

このプログラムを作った、ハワード・カツヨ教育学博士(カリフォルニア州立大学フレズノ校名誉教授・カウンセラー)はこう言います。
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私が「グループ・ファシリテーション」の講座をやろうと思ったのは、「日本では援助や教育の専門家であっても、ファシリテーションをきちんと学ぶ機会がない。これではグループが扱えない」と痛感していたためでした。

ファシリテーターは、単なる司会者でも指導者でもありません。
グループを安易にコントロールせず、プロセスを見守る。
プロセスが滞った場合は、グループを刺激する投げかけをする。
適切にフィードバック・要約・質問することで、グループの活動性を高める。
否定的な発言で凍りついた空気を、パッと切り替える。
場を独占する参加者には適切に介入する。
などなど……

グループダイナミクスを活用して参加者の力を引き出すには、
ファシリテーション・スキルと、自分自身をモニターする力が必要なのです。

また、今回オンライン化する中で、対人関係とコミュニケーションの講座「TRUE COLORS(TC)」で培ってきた「気質」の考え方を、プログラムに組み込みました。

人には「自由・挑戦」「調和・繋がり」「秩序・責任」「探求・思索」という4つの気質があるとTCでは考えます。

この4つは、ファシリテーションを行う上でもとても重要!
例えばファシリテーターとしてその場にどう挑むかも、気質が違えば、あり方も、整え方も、やり方も、ガラッと変わってきます。また参加者の気質を理解できれば、接し方も言葉の投げかけ方も大きく変わるはずです。

この「気質」を活かす形のでファシリテーションができれば、日本でも世界でも、どんな人が相手でも、場を活かして人の可能性を引き出すことができます!

このプログラムでは、このような気質についても学びながら、ファシリテーションのトレーニングする2日間になります。
どうぞ、グループを動かす力を磨きに来てください。

―― Dr. Katsuyo Howard

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■おもなプログラム

グループをファシリテートする基本となる、ファシリテーターとしての
3つの要素<Be(あり方)→Set(整え方)→Do(やり方)>
を体験しながら、実際にやってみましょう!

二日間を通して、グループをファシリテートするスキルを学び体験します。

<1日目>理論とディスカッション 【Be(あり方)→Set(整え方)】

・グループをファシリテートする基本となる3つの要素<Be→Set→Do>とは
・人の気質とその活かし方
・単なる司会ではない「ファシリテーション」とは
・「7つの信念」と「5つの自己モニター」
・スキルのチェック

<2日目>スキル練習 【Do(やり方)!】

・気づきを促す質問のしかた
・要約と確認
・観察とレポート
・リフレーミング
・肯定的なフィードバック
・計画と導入のロールプレイ

参加者の声より

  • ファシリテーターの役割は、皆に投げかけて考えてもらうこと。人と人をつなげる力になることなど、たくさんの気づきがありました。特にリフレーミングがよかったです。とても刺激的な二日間でした。これまでもいくつかファシリテーションの講座に出ていますが、一番わかりやすかったです。とても具体的でした。
  • オンラインという事で不安があったが、サポートしてもらえたこともあり、安心して大切なポイントを改めて見直すことができた。今回の講座で学んだことを、今度は実際に日々の場面で活用してみて、その結果をまたこのグループに持って帰って、学びを継続的に深めていきたい。
  • グループで司会をしていると、今話しているメンバーと一対一で向き合ってしまうことが多い。グループ全体の反応を見ながら、それをキャッチして他の人につなげていくスキルを身につけたい。
  • 相手の話を本当に聴くことを実践したいです。このセミナーは安心して発言できる、正解を言わなくてもいい、対等な関わり方のモデルでした。
  • スキルの練習のうち「ポジティブに場を動かす言葉の使い方」は、すぐに活用できる。自分に欠けているところを補ってくれると感じた。
  • 毎回、学びたい人が集うので、出会いが素敵です。一人一人が素晴らしいといつも思います。
  • 三人集まれば集団、日頃からファシリテーションを意識して研鑽していくことは自分の意識次第でできる!ケアマネ業務は他職種連携の要になる、ファシリテーションスキルを必要とする仕事なので日頃のカンファレンス等で生かします。
  • 自分の強化してゆくところの発見。7つの信念、5つの自己モニターについて初めて知ったので、繰り返し自分に問いかけてゆきたいし、自分を信じること、人を信じること、信じることのパワーと大切さを知りました。
  • ファシリテーションスキルとしての事前の準備(BeとSet)が各カラーへの理解も含め、明確だったこと。Doに関してはAJの講座でもグループファシリ(ロールプレイの進行)や地域でのWSでの経験もあるが、文章として示されていることでさらに理解が深まったように思う。